食事について

日本の食卓のように、主食・おかず・副菜などが

色々な大きさのお皿に入って出てくると

思い込まない方が良いです。

 

食事内容はいたってシンプル。

食事よりも、会話を重視します。

テレビも消している事が殆どです。

 

◆朝食 Breakfast

トースト、シリアル、果物、コーヒーや紅茶などの飲み物が一般的です。

また、ホストマザーが準備してくれる訳ではありません。

プログラム費用に朝食は含まれていますが、これは食費として含まれているのであり、

誰かが作ってくれるということではありません。

朝起きたら、キッチンにある食材を自由に使って、自分で準備しましょう。

海外ではこのスタイルが一般的であり、これもホームステイ体験の一環なのです。

 

◆昼食 Lunch

ホームステイ中は、ホストファミリーがお弁当を提供してくれます。

海外の「お弁当」は、日本のものと違います。

どんなものなのかは、滞在してみてのお楽しみ・・・。

 

◆夕食 Dinner

大きなお皿に料理を何種類か作り、自分のお皿に必要な分だけ取り分けて食べます。

または、バーベキューをしたりすることもあります。

食後にはデザートが出てくることもあります。 

食事のマナー

食事に関して、特に神経質になる事はありません。一般的に気をつけたい点は、

 

1. 食べる時は極力音を立てない

スープを飲むとき、スプーンですくったものをズルズル音を立てて飲まないように。

日本人が味噌汁を吸う音、麺類をすする音は、海外では大変不快な音に聞こえています。

 

2. 食器は手に持たない

日本では、お茶碗を手に持って食べることがマナーですが、海外ではマナー違反です。

 

3. 食事中に席を立たない

どうしても席を外したい時は、一声「Excuse me.」と言ってから立ちましょう。

 

4. 会話を楽しむ

黙って黙々と食べず、会話になるべく入るように心がけましょう。

「It's delicious!」や、「I like it!」など、作ってくれた人に言うだけでも違います。

 

5. 調味料を取りたい時

例えば、Aさんの近くに置かれた塩を取りたいけど、

食べている人に迷惑を掛けてはいけないと思い、自ら手を伸ばして取る・・・

という行動はしないようにして下さい。

そういう時は、塩にPleaseをつければいいのですよ。

 

6. 口の中に、物が入ってるときは飲みこんでからしゃべりましょう。

飲み込むまでは、相手を待たせてもかまいません。

 

7. 食後は片付けを

食べ終わったら、自分のお皿をキッチンへ運びましょう。

テーブルを拭いたり、ドレッシングなどを片付けたりしましょう。

嫌いな食べ物がある

特に、アレルギーがある食べ物に関しては、

事前に申し出ておきましょう。

英語で記入した申込書にも書いたと思いますが、

念のためにホームステイ先に到着したら

早い段階でファミリーに言っておくと良いです。

 

 

 

「食わず嫌い」な物が出た場合は、一度チャレンジして食べてみて下さい。

意外と美味しいかもしれません。

「日本では嫌いだったけど、オーストラリアでは食べれた!」という事もあります。

でも、絶対無理はしないで下さいね!

 

但し、本当に嫌いな物ははっきりと嫌いであることを伝えましょう。

「作ってくれた人に悪いから・・・」と遠慮していると、滞在中何度も出てくるかもしれません。